ヨナ書構造分析 (
© 2012 Schu-hey 転載不可) 全体の枠組と二部の対応
主の御言による初め≫≫
1:1 アミタイの子ヨナに
…主のことばがあった。
2 「立って、
あの大きな町ニネベに
行き、
これに向かって叫べ。…」
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>>再びの主の御言>>
3:1
再びヨナに
…主のことばがあった。
2
「立って、
あの大きな町ニネベに
行き、
わたしがあなたに告げることばを伝えよ。」
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≫≫主の御言による結び
4:10 主は仰せられた。
「…11…わたしは、
この大きな町ニネベを
惜しまないでいられようか。…」
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第一部
A 立ってニネヴェに行け
主の御言と違反(1:1-3)
B タルシシュに向かう船上にて(1:4-16):
船長と人々の主への恐れ、
ヨナの逃亡と嵐
C 大魚の腹中にて(2:1-11):
ヨナの祈りと救い
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第二部
A’立ってニネヴェに行け
再びの主の御言と実行(3:1-3a)
B’大いなるニネヴェにて:
a. ニネヴェの王と人々の悔改め(3:3b-10)
b. ヨナの怒り(4:1-4)
C’ニネヴェ東の日の下にて(4:5-11):
ニネヴェの祈りの受容
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1:4-16
A 4 さて、主は大風を海に投げ込まれた。それで海に激しい暴風が起こり、船は難破しそうになった。5 水夫たちは恐れ、
B 彼らはそれぞれ、自分の神に向かって叫び、
C 船を軽くしようと船の積荷を海に投げ捨てた。
D しかし、ヨナは船底に降りて行って横になり、ぐっすり寝込んでいた。
E 6 船長が近づいて来て彼に言った。「いったいどうしたことか。寝込んだりして。…」
F 7 みなは互いに言った。「さあ、くじを引いて、だれのせいで、このわざわいが私たちに降りかかったかを知ろう。」…
G 8 そこで彼らはヨナに言った。「…告げてくれ。あなたの仕事はなにか。…」
――9 ヨナは彼らに言った。「私はヘブル人です。私は海と陸を造られた天の神、主を恐れています。」
G’ 10 それで人々は非常に恐れて、彼に言った。「何でそんなことをしたのか。」
F’人々は、彼が主の御顔を避けてのがれようとしていることを知っていた。ヨナが先に、これを彼らに告げていたからである。
E’ 11 彼らはヨナに言った。「海が静まるために、私たちはあなたをどうしたらいいのか。」…
D’ 12 ヨナは彼らに言った。「私を捕らえて、海に投げ込みなさい。…わかっています。この激しい暴風は、私のために…」
C’ 13 その人たちは船を陸に戻そうとこいだがだめだった。…
B’ 14 そこで彼らは主に願って言った。「ああ、主よ。…」
A’ 15 こうして、彼らはヨナをかかえて海に投げ込んだ。すると、海は激しい怒りをやめて静かになった。16 人々は非常に主を恐れ、
結論 主にいけにえをささげ、請願を立てた。
2:1-11、特に『ヨナの詩篇』
主 2:1 主は大きな魚を備えて、ヨナを飲み込ませた。
ヨナA 2 ヨナは魚の腹の中から、彼の神主に祈って3 言った。「・・・私がよみの腹の中から叫ぶと、あなたは私の声を聞いてくださいました。4 …
ヨナA 2 ヨナは魚の腹の中から、彼の神主に祈って3 言った。「・・・私がよみの腹の中から叫ぶと、あなたは私の声を聞いてくださいました。4 …
B 5 私は言った。『・・・私はあなたの聖なる宮を仰ぎ見たいのです』と。
C 6 水は、私ののどを絞めつけ、深淵は私を取り囲み、海草は私の頭にからみつきました。
C’ 7 私は山々の根元にまで下り、地のかんぬきが、いつまでも私の上にありました。・・・
B’ 8 ・・・私の祈りはあなたに、あなたの聖なる宮に届きました。
ヨナA’ 9 ・・・ 10
しかし、私は、感謝の声をあげて、あなたにいけにえをささげ、私の誓いを果たしましょう。救いは主のものです。
主 11 主は、魚に命じ、ヨナを陸地に吐き出させた。
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